備忘録

キモヲタによる備忘録

12月30日から今日まで

 

確か3月3日、中尾翔太くんが胃がんを患っていて闘病中だと発表がありました。ちょうどそのとき、私は友人と一緒にいて、大樹ちゃんのツイートの通知を見て頭が真っ白になり手が震えたのを覚えています。それからファンタのブログを読んで、SNSをチェックして、ぼーっとした頭で『ツイートしなきゃ。アカウント復活させなきゃ。』って思ったんです。中尾くんにメッセージを送らなきゃって。

 

アカウントを消して1ヶ月経っていなかったので、すぐに復活できたのも何かの縁なのかなと思ったり。

 

おかしいな、とは思っていました。

12月30日のPKCZ×RIZIN、1月20日のALL LIVE NIPPON欠席。

毎日欠かさず更新されていたブログの更新が9日間止まったこと。

久々に更新されたブログでも過去の画像や過去の話ばかりで最近の話題が出ないこと。

リハにもレッスンにも参加していないこと。

 

点と点が繋がって、謎が少しずつ解けて。

 

大樹ちゃんが中尾くんの衣装を着て踊っていたこと。

「急にプレゼントしたくなった」って、中尾くんにフィギュアをプレゼントしていたこと。

世界さんやみんなが、しきりに「9人」と強調していたこと。

 

全部、中尾くんが闘病中だったからなんだってわかっても涙が出ませんでした。頭では理解出来ているのに、心が理解出来ていなくて、中尾くんは病気なんかじゃなくて、これは悪い夢を見てるだけなんだと思っていました。

 

中尾くんにパワーを、エールを送るためには私が元気でいなきゃいけない。少し無理してテンションをあげてみたり、いつもどおりツイートしてみたり。元気だけど元気じゃない。自分が自分じゃないみたいでした。

 

別界隈に逃げてみたり、予定を沢山入れて忙しくしてみたけど、不意に思い出して悲しくなって、「どうして中尾くんなんだろう」「どうして今なんだろう」「どうして私は何も気付かなかったんだろう」って責めたり悔やんだりを繰り返していました。

 

 

そうこうしているうちに、夢者修行のお知らせがありました。

12月30日、1人欠けた6人のFANTASTICSを観たときのあの寂しい気持ちをもう一度味わうこと。8人のFANTASTICSを観たら、中尾くんの病気は現実なんだと受け止めなきゃいけないこと。

 

「現実をちゃんと受け止められるかな?8人のFANTASTICSを観ても寂しいと思えなかったらどうしよう…」ってモヤモヤして、行くか行かないか迷って、行きたくなくて、でも行かなきゃダメだとも思っていて。あんなに待っていた夢者修行なのに、ちっとも楽しみじゃなくて、ただただ不安で怖くてしょうがなかった。

 

友人を誘って断られたら行くのをやめようと思っていたのですが、心優しいオタ友は「始発で付き合うよ」と言ってくれました。

それでも前日まで行きたくなくて、泣きそうで、繁忙期で忙しかったのもあるけどファンレターもプレゼントも用意出来なかった。

 

 

それでも当日はわくわくして、久々のFANTASTICSとボーカルのお披露目が純粋に楽しみでした。

初の公式グッズのタオルも、フライヤーも無事に手に入れて、あっという間に12時半で、待機列に並んで、会場に入って、初日の初回の公演を迎えました。

 

パフォーマー曲から始まって。

メンバーもパフォーマンスも私の大好きなFANTASTICSなのに、中尾くんだけがいなくて、でもいるはずの場所に中尾くんの姿が見えて、でもやっぱりいなくて、寂しくて辛くて、気が付いたら涙がぼろぼろ流れて止まりませんでした。

観たかったOver Driveも観れたのに、フォーメーションがケイしょた(慧人と中尾くん)シンメじゃない。

それでもFANTASTICSはかっこよくて、眩しくて、楽しくて。

 

新曲のパフォーマンスを観たとき、中尾くんが置いてきぼりにされてるわけじゃないことも、メンバーが1番「9人でFANTASTICSなんだ」って思ってることも、いつでも戻ってこれるように作られたフォーメーションだってことも、ちゃんとわかっているのに、中尾くんのいないFANTASTICSがどんどん先に進んでいくのが寂しくてまた涙が止まらなくなって、寂しくてかっこよくて辛くて楽しくて嬉しいみたいな、いろんな気持ちになりました。

 

たくさん泣いたら頭がスッキリして、自分がどうしてモヤモヤしていたのかわかった気がしました。

多分、私は、中尾くんの病気を受け止められていなくて12月30日から時が止まっていたから、自分だけが取り残されたような気持ちだったんだと思う。

 

 

今日8人のパフォーマンスを観て、全部受け止められて、やっと、ちゃんと前に進める。

行ってよかった。こんなに辛いならやめちゃおう、なかったことにしようって思ったけど、やめなくてよかった。

中尾くんが病気と闘っているんだから、私は待とう。それしかできないけど、それしかできないから、せめて、わくわくしながら待とう。

 

いくらでも待って、ファンタのみんなと一緒に「おかえり」って言いたい。

 

 

中尾くん、私は中尾くんのパフォーマンスが大好きなんだ。ふにゃふにゃした笑顔も、まんまるな目も、声も、話し方も、緊張しいなところも。私はどうやらまだ、中尾くんガチ恋女みたいです。願掛けみたいに、髪をピンク色に染めました。重いね〜〜〜〜ッ!!!!

 

 

 

最後に親愛なる大樹ちゃんへ。

君はやっぱり最高の推しだよ。

 

 

読んでくれた方がもしいたら、ありがとうございます。幸せになりますように。

 

また更新します!2018